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アプリケーション

 

積分球内部は、高い反射率を持つコーティングまたは材料でできており、内壁で拡散反射を繰り返し、光を空間的に積分し、均一にします。積分球を用いて、光源の全光束測定、レーザーパワー測定、拡散性のあるサンプルの透過、反射測定が可能です。また、99%以上の均一な光源としても使用できます。

 

 

積分球を用いたアプリケーション別構成例



全光束測定

様々な方向に発せられる光源を測定する場合、視野角のある検出器ではサンプルの広がり方によって測定結果が変わってしまいます。サンプルを積分球内部に設置し、ランプからの全光量を閉じ込めることにより、サンプルの全光束測定が可能になります。さらに、サンプルの自己吸収を補正するランプを取り付けることにより、各種ランプ、LED、LCDディスプレイなどあらゆる光源の全光束を正確に測定することができます。

 

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レーザーパワー測定

積分球を使用することで、広がり角の大きいビームでも測定することが可能です。また、冷却機能を積分球に取り付けることで、高出力レーザーの測定も可能になります。また、積分球は多重拡散反射を繰り返し、その一部を取り出すことも可能です。積分球のスループットは高くないのでレーザーパワーを減衰させるアッテネータとしてもご使用いただけます。

 

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均一光源

調整可能な複数の白色光源を適切に配置することで、積分球の出力ポートから99%以上の均一な既知の放射輝度/放射照度を持つ発行面を作ることができます。主にCCDカメラや各種センサ、リモートセンシングシステムの試験や校正用途に使用できます。

 

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拡散性サンプルの透過測定

積分球を使用することで、サンプルからの拡散した透過光を全て積分球で受けることができます。透過光は積分球内で多重拡散反射を繰り返し、検出器でそれを測定します。

 

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拡散性サンプルの反射測定

拡散性サンプルの反射率は積分球を用います。サンプルには積分球によって均一になった光を間接的に照射し、サンプルからの拡散反射は積分球内を多重拡散反射し、検出器に取り込まれます。また、光沢のあるサンプルを測定する場合は、グロストラップを使用し、正反射成分を取り除くことにより、一般的な目視評価に近い測定結果を得ることができます。

 

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